帰りたい場所
今は亡き沖田浩之主演の「私をスキーに連れて行って」
を観て、スキーにどっぷりはまった35年前・・・
私の住む地方から有名な白馬までは片道車で6時間😨
その映画の影響もあり空前のスキーブームで、人気の
スキー場は大混雑⤵
ゴンドラに乗るのに数時間待ち
午前中1本、午後1本、ナイター数本滑れれば御の字💦
お昼ごはんなんて食べる時間がもったいないしレストラン
もダダ込みなのでだいたい食べずに滑っていた。
夜中2時に出発、日をまたいだ夜中の3時に帰宅(笑)
次の日は朝から仕事
(驚異的なスケジュールである💦)
シーズン中は毎週、同じことを繰り返していた
若いから出来たこと。。。
スキーをするために働いた。
楽しかったな~
今、あんなに夢中になれることってないなぁ~
そんな生活を5年続けた。
スキー熱は冷めるどころか年々増していき
5年間、正月休みのほとんどを北海道で過ごし北海道の
雄大さや、スキーし放題の環境に憧れ(笑)
何もかも捨てて札幌に住みたい♪
と、思うようになった。
私の両親はよく言えば厳格ということなんだろうけど・・
女は結婚が一番の幸せだと信じ込んでいて嫁入り前の娘が
独り暮らしなんてしていいわけがないと。。。
ましてや札幌なんて許さない!!!
ということだったし
元々、両親が嫌いだったので
家出を決行
25歳の夏、私は仕事も辞めて単身、見知らぬ札幌へと勝手に
引っ越しをした😬
幸い、歯科衛生士という資格があったので、仕事も見つけられた
その時、資格のありがたさを知ったので娘には「資格」「資格」
と、うるさいくらいに伝えた。
元旦那様は札幌が地元の人だったので、一生札幌で暮らせると
思っていた。
離婚を一番悩んだのは札幌を離れなくては行けなかったこと(笑)💦
子どもがいたので、やはり親や、姉の力が必要で😞
泣く泣く地元に戻ったのである。。。
最近、慣れない仕事のせいもあり、休日に何もしないで
ボー―――っと過ごすことが多く、ふとあんなエネルギッシュな
自分もいたな~と思い出すのだ!!
私は、いまだに札幌で暮らしたいと思っている。
札幌に大好きな親友がいて、ワンオペになるはずの子育てが
ワンオペにならならなかったのは彼女たちのおかげで
感謝しかない😢のだ
寂しくなると帰りたくなる場所。。
それが15年間暮らした札幌である。